TOPに戻る |
BAROQUE PEARL
「バロック パール」とは?
バロックパールとは、真珠が形成される段階で偶然に「いびつに」変形した真珠のことをいいます。
建築様式や音楽用語にも登場する「バロックbaroque」も、もともと変形真珠を表すポルトガル語
barroco に由来したものです。
-----引用-------
《(ポルトガル)barroco(ゆがんだ真珠)から》一六世紀末から一八世紀に欧州で流行した芸術様式。均整と調和のとれたルネサンス様式に対し、自由な感動表現、動的で量感あふれる装飾形式が特色。同じ傾向の音楽・文学の様式をもいう。
----------------
真珠は本来「真円」のものが美しく貴重であるとされています。天然真珠でも「いびつ」な形のものは数々見られますが、真円のものは高価となります。真円の核を真珠貝に人の手でいれて真珠形成させたものが「養殖真珠」です。要するにバロックパールとは天然真珠の領域では、「価値の低い、出来そこないの真珠」であったのです。真円パールが養殖真珠として、市場に出回るようになり、逆に「この世に二つと無い、ユニークな形のバロックパール」がもてはやされる様になります。タヒチなどで採れる南洋真珠もどこか「いびつ」な形をしています。
人工真珠では、もともと核がガラス製の真円のものであるので真円のパールは製造しやすく、バロックパールを作ろうとすれば、そのような「いびつ」な核を特別に製造しなければなりません。よって、人工真珠の領域では「バロックパール」は真円のものより手間がかかり、高価なものとなります。そこでは、その「いびつ」なガラスの核を製造するガラス職人の技術に因ります。
「パーランジュ」でも「いびつ」なバロックパールの在庫は残り少なく、少しずつ真円のパールとミックスさせたデザインで販売/紹介しております。代表的なデザインはこちら。
ただ今は写真のように14mmの大粒珠から8mmまでのバロックパールの在庫を少しずつ使用しています。「パーランジュ」のバロックはアメリカのアクセサリーブランド、ミリアン・ハスケルや、キャロリーにもかつて使われていました。今ではヴィンテージパールと呼んでも過言ではないでしょう。
左から14mm,12mm,10mm,9mm,8mm
上記バロックパールの在庫を利用して特別なデザインの提案もお受けします。
左メニューの「ご意見」コーナーからどうぞ。
或いは直接メールでも結構です。
気軽にご連絡ください。 問い合わせ
6mm珠と大粒の10mm珠のグラスベースパール (ローズクリーム)、クリアービーズ、 さらに淡水パールで、ボリューム豊かに 編みこみで仕上げました。 また、今では希少な14mm珠大粒バロックパール が存在感タップリのオリジナルデザイン。 サイドにはオーバルのバロックを配置し、 アシンメトリーの感覚も加えました。 ベージュ系の装いにピッタリのドレッシィな チョーカー。
若々しく、フェミニンな色合いです。¥2940(税込)
|